阿久悠はまだ生きている…その思いを音にしたトリビュートアルバムが「歌鬼(GA-KI)」。テレビドラマ「阿久悠物語」でも話題の甲子園好きの作詞家・阿久悠の作品を堪能できるトリビュートアルバムです。
「阿久悠物語」でドラマ化される甲子園好きの「阿久悠」のトリビュートアルバム。
昭和を代表する偉大なる作詞家、阿久悠のトリビュートアルバムCDが話題になっています。
阿久悠(あくゆう)の名前は「悪友」からつけたそうですが、阿久悠の足跡は、「悪友」という意味が吹っ飛んでしまうほど、「輝き」に満ちています。
放送作家として表現者の道を踏み出し、その後、作詞家としても活動を開始。
ザ・スパイダース、ザ・モップスなどグループサウンズの作詞を皮切りに、尾崎紀世彦、都はるみ、沢田研二、ピンクレディー、八代亜紀などに作詞を提供し、ビックヒットを連発。
これまでに発売されたシングルの総売上枚数のうち、作詞家部門ではブッチリの1位を守っています。
そんな阿久悠が亡くなったのが2007年(死因は尿道ガンだったそうです、70歳)。
そして、2008年、話題になっているのが「阿久悠のトリビュートアルバム」というわけです。
「遅すぎる」感もあるけれど、作詞家のトリビュートは以外と少ない。
トリビュートアルバムとは、優れたひとや功績のあるグループなどに対し、敬意を表するために作られるアルバムで、多くは、複数のミュージシャンが、その「本家」の楽曲をカバーした曲を集めて作ります。
阿久悠の実績からすれば、いままで「阿久悠トリビュートアルバム」がなかったのがおかしいくらいかもしれません。
しかし、これまで出ているトリビュートアルバムのほとんどがミュージシャンのトリビュートアルバム。
たとえば、加山雄三、尾崎豊、井上陽水、イエローマジックオーケストラ(YMO)、キャロル、久保田利伸、美空ひばり、ジョンレノン…など。
そして作曲家のトリビュートアルバムは以外なほど少ないのです。
作詞家としては「村雨まさを」で作詞していた服部良一や、布袋寅泰や西城秀樹の楽曲の作詞家として知られる森雪之丞(もり ゆきのじょう)くらいでしょうか。
こうして見てみると、「作詞家」としてトリビュートアルバムがリリースされること自体がとても希有なことなのかもしれません。
阿久悠の実績からすれば、「遅すぎる」感もするトリビュートアルバムですが、ここは素直に喜びたいと思います。
阿久悠トリビュートアルバム、タイトルは「歌鬼(GA-KI)〜阿久悠トリビュート〜」
さて、そのアルバムですが、タイトルは「歌鬼(GA-KI)〜阿久悠トリビュート〜」。
曲目や、参加するアーティストは以下です。
●時の過ぎゆくままに(原曲はジュリー・沢田研二)=工藤静香
●ジョニイへの伝言(原曲はペトロ&カプリシャス)=鈴木雅之
●熱き心に(原曲は小林旭)=元ちとせ
●ざんげの値打ちもない(原曲は北原ミレイ)=山崎ハコ
●ペッパー警部(原曲はピンクレディ)=Mizrock
この他の参加ミュージシャン=杏里、音速ライン、甲斐よしひろ、中西圭三、森山直太朗。
なかなか豪華なメンバー。
阿久悠ファンでなくても楽しめる内容だと思います。
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