新世紀エヴァンゲリオン…テレビ放映から10年以上たってもパチスロ「約束の時」が注目されたり、新劇場版「序破急+α」の公開日が話題になったり、人気は衰えません。新世紀エヴァンゲリオンが投げかけた謎解きやそれに対する解説合戦もまた再燃。新劇場版「序破急+α」によって、また新たな謎と解説合戦が勃発するかも…。
エヴァンゲリオン・放映と同時にはじまった謎解きと解説合戦。
エヴァンゲリオンのテレビアニメ版が放映されたのが1995年10月から1996年3月。
テレビ放映当時から、多くの謎が指摘され、それに対するさまざまな解説が試みられてきました。
たとえば、登場人物の多くが旧日本軍の軍艦の名前がついています。
葛城ミサト=「空母・葛城」、赤木リツコ=「空母・赤城」、綾波レイ=「駆逐艦・綾波」、惣流・アスカ・ラングレー=「空母・蒼龍」「米国海軍空母・ラングレー」、日向マコト=「戦艦・日向」…などなど。
放映当初から、「これはなにかの伏線?」という謎解き合戦がはじまりましたが、今では、軍事オタクの庵野監督の「こだわり」では、ということになっています。
それ以降のあらすじの中で、収束しきれない伏線が数多くあり、そちらの謎解きと意味の解説のほうが重要らしい、ということもあると思います。
エヴァンゲリオン・テレビ版でまき散らされた謎と伏線、追いつかない解説。
テレビ版の新世紀エヴァンゲリオンでは、最終話、静止したコンテ画と台詞だけの、「紙芝居」のようなアニメになります。
内容は、シンジの有り様が周囲に認められ、「僕はここにいてもいいんだ」と叫んでおわり、みたいな感じの内容。
この「元ネタ」はナニ? という謎に、ある人は「交流分析」ではないかと解説しています。
「交流分析」とは精神分析や心理療法などに用いられる手法ですが、テレビ版エヴァンゲリオンの最終話の会話は、そのセミナーで用いられる台詞回しにそっくりだというのです。
ともあれ、テレビ版最終話で満足したのは、「画面の中のシンジ君」だけで、見ている観客の多くは、「これで終わりかよ!」という感想を持ちます。
あまりにも未完のままの伏線や謎が多すぎたのです。
劇場版新世紀エヴァンゲリオンで補完された謎…そして新劇場版のラストストーリーは?
そこで、テレビ版を補完する形で劇場版の新世紀エヴァンゲリオンが生まれます。
(劇場版エヴァは、「テレビ版エヴァ補完計画」だった)
この劇場版の新世紀エヴァンゲリオンで描かれているのは、テレビ版エヴァンゲリオンの「第弐拾伍話」以降のパラレルワールドを描いたもの。
ここで、さまざまな謎、たとえば「ATフィールドとはなにか?」「サードインパクトってなに?」「ロンギヌスの槍ってナニ?」…などの謎が明らかにされるはずでした。
ひとつひとつ、たとえば「ATフィールドとはなにか?」で言えば、それは人と人を隔てる障壁であり、それゆえ「個体が保てる」という障壁でもあります。
「人類補完計画」とは、その障壁を取り去ることで、人類自体が液化して一体化することで、「サードインパクト」とは、その手段でした。
ところが、劇場版の新世紀エヴァンゲリオンの最後で、シンジはそれを拒否します。
「ATフィールド」のある世界を望み、それゆえアスカとともに「リアルで不自由な肉体」をもって海辺に戻され、なぜかそこでアスカの首をしめます。
「どうしてそこでまたアスカの首をしめるの?」
と思いますが、それに返すアスカの台詞は「バカじゃない!」ではなくて「気持ち悪い」でした。
つくづく「モテない男」だと思いました。
今また、新劇場版エヴァンゲリオンが話題になっています。
テレビ版のあらすじを踏襲したストーリーになっていますが、テレビ版の最終話も同じストーリーで終わらせるのでしょうか。
ファンにとってはとても気になるところだと思います。
そこで、また新たな解説を必要とする謎が生まれるか…
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