モンスターペアレントという和製英語が話題。実際の事例なども参考にその問題を取り上げたドラマが米倉涼子主演の「モンスターペアレント」です。米倉涼子がどのようにモンスターと戦うのか…。
モンスターペアレント、実際の事例や対策は。
モンスターペアレントという言葉はわりと最近の言葉です。
「遅刻しないように、毎日、子供を起こしに来てほしい」
こんな事例はまだかわいいほう。
次のような驚愕の事例もあるということです。
「住民税払ってるから給食費は払わない(両者はまったく関係ありません)」
「家族旅行があるから学校行事の日程を変更しろ」
「学芸会の主役を自分の子供にやらせろ」
…など、いろいろ。
つまり、モンスターペアレントの意味は、簡単に言えば、理不尽でわがままな「大人(親)のクレーマー」なわけです。
そして、そのモンスターペアレントの攻撃やいやがらせを苦に、保育園の所長が焼身自殺にまで追い込まれた実話もあるとかで、実態は笑い事ではなさそうです。
そして、学校など教育現場でも、それにたいしての有効な対策がとれていないのが実情のようです。
今度、米倉涼子が出演するテレビドラマ「モンスターペアレント」は、まさにそんな問題に切り込む社会派ドラマ。
フジテレビ・関西テレビ系で2008年、7月よりスタートしています。
ドラマではモンスターペアレントに対処する弁護士を米倉涼子が演じます。
テレビドラマ「モンスターペアレント」の中で米倉涼子が演じるのは教師…ではなくて、弁護士。
もともとは、M&Aなど、いわゆる企業法務を専門としている弁護士…が米倉涼子なのですが、なぜか教育委員会にモンスターペアレント担当の弁護士を任じられます。
本来、医者が「外科」「内科」「耳鼻科」…などに分化しているように、弁護士にも「専門」があります。
ですから、企業法務が専門の弁護士が、モンスターペアレント対策の弁護士に任じられるということは、現実ではほぼありえないのですが、そこがドラマのおもしろいところ。
莫大な金額と洗練された交渉術がしのぎを削る企業買収などの現場から、いきなり「学校」という場所につれてこられて目の当たりにするモンスターペアレント。
それに驚き、とまどう弁護士・米倉涼子。
(現実の米倉涼子もモンスターペアレントを今まで知らず、このドラマを通じてはじめて知ったそうです)。
そのスタンスというか視点は、「今までモンスターペアレントを知らなかった人」や「現実のモンスターペアレントに出会ったことのない人」と同じです。
ですから、多くの「普通の人」は、弁護士・米倉涼子の視点を通じて、「モンスターペアレント」を知るという具合になります。
ドラマ「モンスターペアレント」の中で教育委員会の職員を演じる平岡祐太は、台本を読んでこんな感想をもったそうです。
「本当にこんな保護者がいるのかなって疑いから入りましたね。少なくとも僕が小学生や中学生の時にはいなかったように思うんです」
これがわりと普通の感覚だと想います。
ある意味、学校だけでなく社会もいろいろ壊れている結果なのでしょうけれど、理知的な辣腕弁護士・米倉涼子がいったいどう戦うのか、お手並み拝見というところです。
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